ラルタンについて

その1 原料を選ぶにあたって


かつて鉱物油によって多くの皮膚トラブルを招いた事実があります。これは鉱物油そのものではなく、当時の鉱物油の精製(純度)が不十分なために含まれていた残留不純物によって引き起こされたものです。また、精製度の低い(純度の悪い)原料が化粧品に使用されてきたのも、問題を大きくした要因の一つです。

このように、原料そのものでは皮膚への安全性が認められていても、ベースとなる油剤の精製度を軽視しては、お客様に安全な商品を提供しているとはいえません。

もちろん精製度の高い原料は原価を大きく押し上げます。それでも、原料に関して決して妥協をしないこと。これは、お客様に安全にご使用していただくための、メーカーとしての責務であると考え、品質を維持するための原料選びを厳重に行っています。




その2 無添加化粧品ではありません


無添加化粧品ではありません

ゼノアの基礎化粧料は「本来の肌がもつバリア機能を保つ」という考えのもとに設計されています。

たとえばクリーム。皮脂は天然のクリームであって、化粧料としてのクリームは皮脂の代用品であると考えるから、当然腐ることを承知で酸化する油を使用します*1。そのためには必要最低限の保存料を使用しなくてはならなくなります*2。

のびや感触がいい原料があっても、皮膚の常在菌のことを考えます。だから、冬には固くて使いにくいと言われることもあります*3。その一方でメイクの種類によっては、それらからしっかりとお肌を守ることを優先させたほうがいい場合もあるでしょう。「肌が本来もつバリア機能を守る」ことを考えて、お客様自身が状況に合わせて必要なものを選んでいただくことも大切なことだと思います。

合成ポリマーや腐らない原料を基剤に選ぶことで、保存料・香料を入れない無添加化粧料は作れます。でも、「皮膚のしくみに忠実であること」、これが基礎化粧料の一番の基本と考えています。

*1 クリームはなるべくヘラをお使いいただき、冷暗所に保存していただくことをお勧めいたします。
*2 現在ゼノアが使用している成分は長く使用され安全が確認されている中で良好なものを選択し、また使用に制限があるものは基準値の1/10を目標値として製造しています。
*3 ご使用時に手のひらで温めてからお使いいただくとやわらかくなります。